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『ぬしさまへ』 [本]

ぬしさまへ

                 



「しゃばけ」に続く若だんなが主人公のお話、第2弾
「しゃばけ」からちょっと時間があいてしまったのですが、友人から借りて読んでみました。

この本は前回と少し違い、一冊に6つの話がはいっています。
登場人物は「しゃばけ」と同じなのですが、若だんな以外の人を主人公として書かれている話もありました。「しゃばけ」で主人公であった若だんなを取り囲む人(妖)たちを詳しく描いた話といったところでしょうか。

相変わらず若だんなは病弱で、寝込んだりしているのですが、それでもこれまた相変わらずの推理力病弱だから、結局は妖(あやかし)たちの力を借りないと事件は解決できないのですが、それでも若だんなの推理力がないと、事件は解決できないのでしょう。時々この情けない若だんながなんだかカッコよく見えてきます。

この本でおかしかったのは…
注文とは違う布団を仕立てた問屋に文句を言いに行ったにもかかわらず、癇癪もちの店の主人が店の奉公人を怒鳴っているのを聞いて倒れてしまったところ。気がついたら番頭たちに抱きかかえられ、数日間寝込んでしまいました…相変わらずの情けなさ…^^;

この若だんなを主人公とした話は、うわさによると今発売している新刊で終わってしまうらしいです。(全部で4,5刊??)私はまだ2冊目なので、もうしばらく楽しめますが…

これをきっかけに畠中 恵の本や、時代小説みたいなのも少しずつ読んでみようかな…


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